妊娠するとそれまで食べていたものでも赤ちゃんに悪いのではと不安になりますよね。
季節ごとに色々な味を楽しめるフルーツは妊娠初期に食べても問題はないのか調べてみました。
あゆか
妊娠初期、果物は食べても大丈夫?
・食べすぎは肥満・糖尿のもとなので注意
果物といっても甘いから酸っぱいもの、ちょっと苦いものまでたくさんありますよね。食べたら赤ちゃんの発育に影響が出るのかもと食べてるのをためらってしまう方もいると思います。ほとんどの果物は妊娠中に食べても赤ちゃんに悪影響になることはないので安心してください。むしろ食事で不足しがちなビタミンやミネラル、食物繊維が豊富なので積極的に食べると良いです。
しかし果物の中には糖質が多いものもあるので食べすぎには注意が必要のものもあります。とくにバナナやマンゴー、りんご、さくらんぼ、ライチなどに糖質が多く含まれています。糖質の摂りすぎは肥満や、糖尿のもとになるので、妊娠中毒になる原因になります。
健康的なマタニティライフを送るためにも体に良い果物を適度に食べましょう!
あゆか

柿は1日1個まで
・タンニンは鉄分の吸収を阻害する
秋になるとスーパーでよく見かける、甘くて美味しい果物の一つに柿がありますよね。安価で手に入ることもあり、毎日いっぱい食べるという方もいるのではないでしょうか。でも柿は妊娠中にあまり食べ過ぎない方がいいと言われている果物だって知っていましたか?
柿はみかんの2倍ものビタミンCが含まれていて、美容効果も期待できる嬉しい果物です。さらにビタミンAも豊富なので免疫力を高め、風邪など感染症にかかりにくくなります。しかし、柿にはタンニンという成分も含まれていて妊娠中は注意が必要です。
タンニンは鉄分の体内吸収を邪魔する作用があるので貧血を悪化させてしまいます。血行も悪くなり体が冷えるのでむくみの原因になったり、流産や早産のリスクを高めます。
柿を食べるのは1日1個までなら問題ないと言われているので、それ以上食べないように気を付けましょう。
プルーンも食べ過ぎちゃダメ
・下剤成分ソルビトールが含まれている
食物繊維や鉄分が豊富なプルーンは便秘や貧血対策に食べている方も多いと思います。妊娠中は便秘や貧血になりやすいので手軽に食べられるドライプルーンが便秘ですよね。しかしプルーンを食べすぎるのは、妊娠中に良いことではないです。
ドライプルーンをお菓子代わりに食べている、という妊婦さんも多いと思います。でもドライプルーンには糖分が多いので、食べすぎると体重増加のリスクが高まるのです。ドライプルーン5個で、白いご飯茶碗1杯分と同じ量の糖質を摂取することになります。
妊娠中は急な体重増加による妊娠高血圧症候群に注意しないといけないので、食べすぎは禁物です。糖質を多く含むドライプルーンは1日に2~3個の摂取が望ましいとされています。また、下剤に使用される下剤成分のソルビトールがドライプルーンに含まれています。
ドライプルーン1個に約1g含まれており食べ過ぎるとかえって下痢になることがあります。
下痢が続くと、流や産早産のリスクも高くなるので食べすぎには注意しましょうね。
あゆか
リンゴの皮は厚く剥いて食べよう
・りんごには栄養が豊富だが、皮には農薬が残っている場合も
・よく洗うか、皮を厚めに剥いて食べよう
程よい酸味で、つわりがひどい時でもリンゴなら食べられるという方も多いと思います。リンゴを1日1個食べていれば病気にならない、と言われているので体によさそうですよね。
妊娠中にリンゴを食べるときに気を付けてほしいことがあるのでご紹介します。
リンゴをビタミンやミネラル、食物繊維や葉酸など、たくさんの栄養がぎゅっと詰まっています。クエン酸なども含んでいるので、胃腸の働きを良くしたり、腰痛防止や疲労回復にも効果的です。また、カリウムも豊富なので妊娠中に気になるむくみ対策にもとっても効果的です。
リンゴの皮にも、ポリフェノールが含まれているので、活性酸素による体の廊下を防ぎます。しかし、そのリンゴの皮を食べるときには、ちょっとした一手間をかけることが大切です。リンゴの皮には、栽培されている間に付着した農薬が残っている可能性があります。
農薬はからだに悪影響を及ぼすので、しっかり落としてから食べることが大切です。
流水でしっかり洗うことで、ほとんどの農薬は影響のないレベルまで落とすことができます。でもわずかな量でも赤ちゃんに影響を与えかねないので、皮を厚めに切って食べることをおすすめします。
あゆか
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