ミンネとクリーマどっちが売れる?【メリットや特徴の違いを徹底比較】

ミンネとクリーマはハンドメイドマーケットのなかでトップ2の登録者数となっており、両方のサイトに出品している作家さんも多くいらっしゃると思います。

ミンネ・クリーマではマーケットの特徴が違うため、どのような戦略で売るかや、リサーチ方法等を変える必要があります。

今回はミンネとクリーマの違いを、作家目線から徹底比較しました。また、どっちのマーケットが売れやすいのかについても記述しております。

それぞれのマーケットで売り上げを伸ばすコツを紹介しておりますので、こちらもご参照ください。

 

クリーマで売り上げを伸ばすコツ!

 

ミンネで売り上げを伸ばすコツ!

 

ミンネとクリーマの違いについて

もちろん運営会社も違えば登録者数も違うため、今回は作家目線でメリットデメリットについてを記述したいと思います。

  minne Creema
販売手数料 作品価格+購入オプション+送料の10.56% 商品金額の11%
メリット ・圧倒的登録者数
・毎日のアクセス数が確認できる
・検索ワードが確認できる
・作品プロモーション機能がある
・売れた点数が表示される
・好きな時に振込申請をすることが出来る
・作品ごとにアクセス数を確認できる
デメリット ・広告機能がない
・売り上げ金が自動的に振り込まれるため、振込手数料が毎月かかる
・作品ごとにアクセス数を確認できない
・検索されたキーワードが確認できない
・毎日のアクセス数が確認できない

ミンネのメリット

①圧倒的登録者数

2023年現在、ミンネは約86万人、クリーマは約24万人の作家数が登録するハンドメイドマーケットとなっております。

よって、ミンネはクリーマの約3.5倍の作家が登録している。その分、購入者も多い

②毎日のアクセス数が確認できる

アクセス解析機能を使って、7日間分のアクセス数を確認できます。

③検索ワードが確認できる

こちらもアクセス解析を使って、7日間で検索されたキーワードが確認できます。

ミンネのデメリット

①広告機能がない

ミンネには有料広告機能がないので、上位表示させるには、アクセス数・購入数・いいね数・レビュー数等をコツコツと上げていく必要があります。

②売り上げ金が自動的に振り込まれるため、振込手数料が毎月かかる

ミンネは、1000円以上の売り上げがあった場合、次月末に自動的に振り込まれる仕組みとなっております。そのため、1000円以上売り上げた場合は毎月必ず振込手数料がかかってくるということです。何十万も稼いでいる方であれば大したことはないと思いますが、数千円の売り上げしかない方にとっては、痛手になるのかなと思います。

③作品ごとにアクセス数を確認できない

アクセス解析という便利な機能がありますが、作品が何回見られているかという情報は確認できません。また、アクセス解析は7日間しか見ることが出来ないため、7日より前の情報は消えてしまいます。


クリーマのメリット

①作品プロモーション機能がある

作品プロモーション機能とは、広告機能のことです。

有料ですが、クリーマには広告がつけれる機能がございます。作品プロモーション機能を使うと、検索結果で上位表示をさせることが出来ます。

また、1時間単位で表示回数、クリック回数が確認できるため、リサーチに活用できます。

②売れた点数が表示される

ショップの作品画面で、『〇人が購入』と表示される機能があります。10人を超えると『10人以上が購入』となります。あまり売れていない作品の場合、デメリットにもなりそうな内容ですが、売れ行きの良い作品の場合は『〇人に売っています』という実績になります。

③好きな時に振込申請をすることが出来る

売り上げが出ると毎月必ず振り込まれる訳ではなく、振込申請を行った翌月末の振込となります。

売上金額が少ない場合など、当月申請を行いたくない場合は翌月以降に持ち込むことができるので、手数料を抑えるためにもいろいろ工夫ができます。

④作品ごとにアクセス数を確認できる

出品して以降、累計のアクセス数が確認できます。

クリーマのデメリット

①検索されたキーワードが確認できない

ミンネと違い、どのようなキーワード検索でアクセスされたかの確認ができません。

②毎日のアクセス数が確認できない

メリットとして、累計のアクセス数は確認できると挙げましたが、毎日のアクセス数は確認できないので、例えば季節によって売り上げが左右される作品などは、傾向を掴みにくいなどの点が挙げられます。

 

それぞれの傾向と特徴

私が思っている特徴のため、感じ方には個人差がある点を踏まえて記載させていただくと、

ミンネに比べクリーマは大人向きの作品が多いように感じます。ですので、若干作品単価が高く、高級志向なイメージを感じています。

それもそのはずですが、クリーマには年齢制限があり、未成年者は会員登録ができないといった規約がございます。

2つの活用方法

2つのハンドメイドマーケットにはそれぞれ違ったメリットがありますので、

それぞれのメリットを取り入れた活用方法がおすすめです。

①ミンネで、どのような検索キーワードでアクセスをしてくれているのかを調べる

 

②ニーズに合った作品作りをし、ミンネ・クリーマに出品

 

③クリーマで広告を出して、視聴数を上げる

という流れを作るのがいいのではないかと思います。

どっちが売れやすい?

どちらが売れるかは、作品次第と言ってしまえば、それまでですが、

初心者であれば、まずミンネを始めることをお勧めします。

〈初心者さんにミンネをお勧めする理由〉

 

・クリーマに比べてミンネのほうが、初心者作家さんが多数出品しているため。

 

・リサーチに使う情報が豊富なため

クリーマのおすすめ順で上がってくる作品はプロのような作品ばかりで、初心者の作品が埋もれてしまう可能性があります。

また、ミンネのメリットでも述べた通り、リサーチに使う情報を多く出してくれるため、出品した作品がどのようなキーワードで検索されているか等、傾向を掴むことに特化しているので、初心者さんにはおすすめと言えます。

上記の他に、ミンネは、利用制限がない分若年層で利用されている方が多い反面、クリーマは大人向きで高級な作品が多いです。

また、利用者の年齢層に差があるので、販売したい年齢層によって使い分ける必要があると思います。

まとめ

今回は、クリーマとミンネのメリットデメリットについて説明しました。

ミンネとクリーマでは、それぞれ特徴があるので、それぞれに合わせた対策をする必要があります。

2つのマーケットを上手に活用して、売り上げを伸ばしていきましょう!