副業に挑戦する方が増えている現代において、
「自分も副業をやらなきゃダメなのかな?」
という疑問や不安を抱えている方もたくさんいるでしょう。
そこでこの記事では、副業に挑戦するメリットやデメリットについて、詳しく解説していきます。
目次
副業を始める人が増えている理由は?
まずは、副業を始める方が増えている理由について、詳しく見ていきましょう。
景気の悪化
景気の悪化は今に始まったことではありませんが、コロナウイルスの影響により、さらに拍車がかかりました。
これまでは、良い大学に入り、良い企業に就職すれば人生安泰と言われていましたが、昨今ではこのような常識が通用しなくなっています。
このようなことから、
「これからの時代は自分たちで資産形成を行わないと」
と考える方が増え、副業ブームが巻き起こったのです。
マネーリテラシーの向上
人々のマネーリテラシー向上も、副業ブームのきっかけと言えます。
これまでの日本は、貯金が正義であり、投資は金持ちの道楽として考えられてきました。
ただ、貯金が正義だったのは、戦後の高金利時代の話です。
昨今では、銀行金利が0.01%前後になるケースも多く、多くの資産を預けていてもほとんど増えません。
一方、初心者から人気を集めている投資信託の場合、年利5%前後になるケースも多く、YouTubeやブログ、書籍などでも多数紹介されています。
「銀行にお金を預けていても意味がない」
「投資は正しく行えば危険ではない」
このような知識を多くの方が身に付けたことも、投資ブーム、副業ブームが巻き起こった原因と言えるのです。
副業に挑戦するメリットは?
では次に、副業に挑戦するメリットについて、詳しく見ていきましょう。
収入が上がる
副業に挑戦することによって、収入の増加に期待できるようになります。
副業で安定した収入を得られるようになれば、
・貯金
・投資
・ちょっとした贅沢
などもできるようになりますので、将来の不安や焦りを解消しやすくなるのです。
「お金の余裕は心の余裕」
と言われるように、お金がないとネガティブな妄想を膨らませてしまいますので、常に不安な気持ちでいっぱいになります。
しかし、一定以上の収入を得られるようになれば、心にも余裕が生まれますので、穏やかな気持ちで生活できるようになるのです。
会社に依存しなくて済む
副業で高額報酬を得られるようになると、会社への依存度が一気に下がります。
万が一、リストラや倒産にあったとしても、最低限の収入は副業で確保できるようになりますので、心に余裕を持った状態で働けるようになるのです。
また、一定以上の収入を安定して稼げるようになると、独立も視野に入れられるようになりますので、キャリアの幅を広げたいと考えている方は、今すぐ副業に挑戦してみましょう。
スキルや知識が身に付く
副業に挑戦することによって、スキルや知識を身に付けられるようになります。
新しいスキルや知識を身に付けることができれば、その知識やスキルを本業にも活かせるようになりますし、先ほども解説したように独立も視野に入れられるようになるのです。
転職にも有利
本業とは違うジャンルの副業に挑戦し、知識やスキル、経験を身に付けることができれば、転職も有利になります。
自分で稼いだ経験があるというのは、企業側からするとかなりの高評価ポイントになりますので、希望している企業への転職を成功させやすくなるのです。
副業に挑戦するデメリットは?
では次に、副業に挑戦するデメリットについて、詳しく解説していきます。
自分や家族との時間が減る
副業に挑戦する場合、自分や家族との時間が減ります。
というのも、副業で稼ぐのは決して簡単なことではなく、軌道に乗るまでは必死で努力を積み上げる必要があります。
会社員の場合、日中は本業があると思いますので、副業の作業に取り掛かれる時間は、必然的に帰宅後もしくは休日になるでしょう。
今までは帰宅後や休日に自分の好きなことをしたり、家族と遊んだりしていたかもしれませんが、副業に挑戦するとこのような時間が取りにくくなりますので、覚悟を決めたうえで挑戦しましょう。
必ず稼げるわけではない
アルバイトやパートの場合は別ですが、成果報酬型のビジネスに挑戦する場合、稼げる保証はどこにもありません。
やり方を間違えたり、作業量が少なかったりすると、稼げるまでに時間がかかってしまったり、いつまで経っても稼げなくなってしまったりしますので注意が必要です。
中には、
「楽して稼ぎたい」
「短期間で高額報酬を稼ぎたい」
と思っている方もいますが、そのような副業は1つもなく、高額報酬を稼ぐためにはそれなりの労力と時間が必要になりますので、コツコツ努力を積み上げていきましょう。
まとめ
副業に挑戦していない方の中には、
「みんなも始めているし、自分も副業に挑戦した方が良いのかな」
と考えている方もたくさんいると思います。
現時点でお金に困っておらず、老後の生活も保証されているのであれば無理して副業をする必要はありませんが、そうでない場合は、今すぐ副業に挑戦してみましょう。