クリーマには作品プロモーション機能というものがあります。
クリーマで作品を出品している方の中には、使った事ある!や、ちょっと使ってみようかな!と考えている方も多いはずです。
そんな方に向けて、この機能はどういったものなのか、実際どうなのか についてまとめました。
作品プロモーションとはどんな機能?
Creemaの中で作品に興味がありそうな購入意欲の高いお客様に向けて、
作品をより多く表示し、作品の販売促進やショップの認知拡大など、出品者様のマーケティング活動のサポートを目的とした、クリック課金型のクリエイター向け広告機能
PRと出ている作品のように、優先させて上位表示させる機能のことを言います。
1つの作品のみ広告をつけることもできますが、複数の作品でも広告機能をつけることが出来ます。
なぜ作品プロモーションがおすすめなの?
知名度を上げるためや、購入してもらうために作品プロモーションを出そうと考えている方は多いはずです。
しかし、ほとんどの場合は即売り上げに直結するとは限らない場合の方が多いのです。
理由は後で述べますが、ではなぜ作品プロモーションをお勧めしているかというと、
作品プロモーションを出したことによって、買われている作品の傾向を知ることと分析ができるからです。
では、作品プロモーションで何がわかるのかというと、
・時間毎の表示回数・クリック数
・作品ごとの表示回数・クリック数・クリック率
クリーマでは、どのようなワード検索で商品を閲覧してくれているのかが分からないので、お客様の傾向を掴むのが非常に難しいです。
ですので、作品プロモーションを出すことによって、表示回数・クリック数が多い作品の傾向をつかむことが大事になってきます。
表示回数が多いということは、購入意欲の高い方が多いということになりますので、作品を増やしていくにあたって1つの指標になるのではないかと思います。
広告費だけがかさんで、作品は売れないとなると痛手かもしれませんが、最初の内はリサーチの1つの手段だと思って活用するのが良いと思います。
むやみにいろんな作品を作るよりも、傾向をつかんで出品をした方が効率が良いと思います。
ですので、初心者にはおすすめしたい機能となっています。
ただし、売り上げにつながるとは限らない?
なぜなら、作品プロモーションではキーワードを指定することが出来ないためです。
例えば、桜のイヤリングに作品プロモーションを付けたとします。
『イヤリング 桜』などで検索をかけたお客様にのみ広告が表示されると効率が良いですが、
そういうわけではなく、クリーマ側で、購入意欲の高いお客様を判断して表示される仕組みとなっています。
ですので、広告が表示されるお客様の層が広すぎるという難点があります。
広告が表示されても、お客様にその作品が購入されるのは一握りとなります。
そのため、リサーチ用に初心者様が利用することはお勧めしますが、売り上げを伸ばしたいと思っている方にはおすすめしません。
SNS集客にお金と時間を使った方が良いと思います。
作品プロモーションの価格
簡潔に言うと、価格は作家自身で設定可能です。
設定可能な価格は、1日の上限価格と上限クリック単価です。
1日の上限価格:1日の中でCreema内の広告に費やしてもよいと考える金額の上限です。設定した金額以上に費用がかかることはありませんが予算が低すぎる場合は、効果を感じにくい結果になることがあります。
上限クリック単価:1回のクリックに対して支払う上限額です。大体1クリック10円~となっておりますが、必ず設定した金額になるというわけではなく、周りの出品者を加味して金額が決まります。設定金額以上になることはございません。
作品プロモーションの効率の良い使い方
私が行っている、プロモーション機能の使い方を記載します。この使い方が正しいというわけではありませんが、一つのやり方としてとらえていただきたいです。
作品プロモーションは、1つでも複数でも設定できますが、1つの作品のみプロモーションをつけるのではなく、まずは複数の作品にプロモーションをつけます。理由は、クリック数が多い作品の傾向を掴むためです。ですので、作品数はある程度用意して、作品プロモーションを活用することをお勧めします。
複数設定した場合、クリック数が伸びている作品、伸びてない作品に分かれますので、伸びていない作品はプロモーション表示をオフにする。というのを1日1回繰り返します。
それを1週間続けるという流れで活用しています。
1週間続けることによって、どの作品にニーズがあるのかや、一週間の内で、閲覧傾向が高い日にち・時間はいつなのかという傾向がつかめてきます。
トレンド品はなどは時期によって閲覧数が変わるので、そういった確認は必要になってきます。
クリーマで売り上げを伸ばすコツも記載しておりますので、こちらも併せてご確認ください!